肺がんを経験し、舞台や執筆など精力的に活動している青木さやかさん。
主治医の似鳥純一先生と、手術されたご自身の肺がんのことや前向きになれたこと、医師と患者の関係性などお話いただきました。
対談を通して、早期発見と検診の重要性をはじめ、肺がんとともに生きる患者さんやそのご家族へ、少しでも心を支えることができるような前向きになれるメッセージをいただきました。
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「がん」と分かった時のこと
2014年に先輩に誘われて人間ドッグを初めて受けました。
その時に、肺に小さな影があると言われまして3年経って、2017 年の人間ドッグでちょっと大きくなってきたと、
影がこれは「がん」の可能性が相当高いという診断をされた。ちょっと信じられないという気持ちもありました。
主治医との対談で聞きたいこと
当時先生から「青木さん、今はもちろんいいんですけど、いつか検診の重要性というのを伝えてください」、と「肺がんの話を青木さんの経験を話してください」、とおっしゃっていただいたのですが、どういう理由でおしゃっていたのかというのを知りたいと思っています。
青木さんの肺がんの特徴
青木さんの肺がんのような小さい肺がんというのは日本を含むアジアの非喫煙者の女性に起こりやすいんですね。なかなか、そういうイメージがないので検診に足が向かないっていうのもあるかもしれませんね
思ってもない方にもできるというイメージがそういう認識が必要なのかもしれません
青木さんに経験を
伝えて欲しいと言った理由
青木さんの力を少し貸していただいて肺がんで悩む方や検診を受けられていない方の助けになればと思いました
青木さんにとっての
主治医の存在
人によって自分って癒されるんだな。安心するんだなっていうことを経験したので自分もそうでありたいと思うようになりましたし、いかに生きていくかということを見直せたいい機会でした
心配されていたり、びっくりされている、という人が多くてそこの気持ちをぐっと下から支えてそこで初めて、患者さんと信頼関係ができてそこがセーフティーネットになってそれで初めて、良い治療もできるし、早期に見つければ 本当に青木さんのように、特に問題なく過ごせると思います。
今、身体の痛みはありますか?
手術後の痛みに不安を持っている人がいたら「それは違うんじゃないの(早期に見つかれば痛みが少ない肺がん手術が可能なこと)」というふうにそこはまた伝えてもらいたいことの1つなんですよね。呼吸が苦しいということもないですよね?
あおき さやか 1973年生まれ。タレントとして数々のTV番組に出演するほか、俳優・文筆家としても活躍。2007年に結婚、10年に女児出産、同年に離婚。2014年に肺腺がんを発見