肺がん検診の流れ

40歳以上になると、肺がん検診を毎年1回受けることが推奨されています。
肺がん検診では、問診、単純胸部X線(レントゲン)検査、喀痰細胞診が行われます。ただし、喀痰細胞診は、ヘビースモーカー(1日に吸うたばこの平均本数×喫煙年数が400~600になる人)など、肺がんになる危険性が高い方が対象です。
お住いの自治体によってはCT検診を実施している所があります。
CT検診では通常の胸部X線写真による検診よりも肺がんがみつかる可能性が高いといわれます。
X線検査に比べCT検査の方が放射線の被ばく量は増えますが、1回のCT検査で体に影響がでることはほとんどありません。
心配な方は検診を行う施設にお尋ねください。

これらの検査で肺がんを疑う所見がみつかったら、精密検査として胸部CT検査や、気管支鏡検査、X線透視下またはCTガイド下穿刺・生検、胸腔鏡検査、胸水穿刺細胞診などが行われます。

画像検査・内視鏡検査の費用

<画像検査>
X線(レントゲン)検査の費用は、約1万円です。
CT検査の費用は、造影剤を使わないときは約1.2~2万円、造影剤を使うときは約2.8~3.2万円です。
MRI検査の費用は、造影剤を使わないときは約1.6~2万円、造影剤を使うときは約2.5~3万円です。
PETの費用は約8万円です。
骨シンチグラフィの費用は、約5.5万円です。

<内視鏡検査>
気管支鏡検査の費用は、組織を採らないときは約3万円、組織を採る、つまり生検するときは約4.5万円です。
胸腔鏡検査の費用は、約7万円です。

市区町村が実施しているがん検診には、検診費用の補助がありますので、お住まいの自治体にお問い合わせください。