患者数の多さは大腸がん、胃がんに次いで第3位

2012年の日本全体のデータでは、肺がんの患者数は約11万人以上おり、2014年のデータでは、年間約7万人以上が肺がんで亡くなっています。
年齢でみると、肺がんの患者数や死亡者数は、40代後半から増え始め、高齢になるほど多くなります。また、患者数は男性のほうが女性より約2倍、死亡者数は約2.5倍多いこともわかっています。
肺がんによる死亡率は、1960年代からずっと増加し続けてきましたが、90年代後半から男女ともにほぼ横ばいの状態となり、近年では減少傾向にあります。それでも2014年のデータでは、男女合計の死亡者数は、すべてのがんの中で肺がんが最も多いという現状があります。
肺がんにはいくつかの種類がありますが、がんの種類では、扁平上皮がんなどに比べて腺がんが増えています。また、世界的な動向をみると、肺がんになる確率は、欧米人と比べて日本人のほうが低い傾向があることがわかっています。
医療の進歩にともない、肺がんの治療法についても研究・開発が進んでいます。地域がん登録における肺がんの5年相対生存率は、31.9%(2006〜2008年診断例)と報告されています。1)

1)国立がん研究センター がん情報サービス「最新がん統計」

部位別のがん患者数(2012年)

部位別のがん患者数(2012年)

1)国立がん研究センター がん情報サービス「最新がん統計」

部位別のがん死亡者数(2014年)

部位別のがん死亡者数(2014年)

1)国立がん研究センター がん情報サービス「最新がん統計」