通院治療を続けながら緩和ケアが受けられます

緩和ケア外来とは、緩和ケアチームによって、通院患者さんに対して緩和ケアを提供する専門外来です。治療の担当医と連携して、がんの治療をおこないながら、体と心の痛みやつらさをやわらげるためのケアをおこないます。
入院中に、緩和ケア病棟、あるいは緩和ケアチームによるケアを受けていた患者さんが、退院後に引き続き外来でケアを受けることもあります。また、がんの治療が一段落した後にも、痛みやだるさなどの不調が残ったり、体調や今後の病状などに不安を抱えたりすることもあり、そういう患者さんに対して外来でケアをおこなうこともあります。
さらに、訪問診療や訪問看護の医師、スタッフと連携して、在宅での緩和ケアに移るためのサポートをしたり、紹介のお手伝いをすることもあります。
患者さんだけでなく、ご家族の心身の負担を軽くするためのケアや支援もおこなっています。

担当医や看護師、ソーシャルワーカーなどに相談を

緩和ケア外来でのケアを受けたい、緩和ケア外来について聞きたいというときは、まずは担当医や看護師、ソーシャルワーカーなど、身近で話しやすい医療スタッフに話してみましょう。
緩和ケアチームによる診療を受ける場合、「緩和ケア診療加算」として「1日あたり4000円×健康保険の自己負担率」の費用がかかります。例えば、3割負担の場合は、1日あたり4000円×0.3=1200円がかかることになります。一定額を超えた医療費は高額療養費制度を利用することで返金されます。費用や制度の詳細については、医療機関のソーシャルワーカーや会計事務担当者に確認しましょう。

担当医や看護師、ソーシャルワーカーなどに相談を