わたしたちの体の中で、何らかの原因によりROS1遺伝子と他の遺伝子が組み合わさり、ROS1融合遺伝子という特殊な遺伝子ができることがあります。このROS1融合遺伝子はがん細胞を増殖させるスイッチが入ったままにする働きがあることがわかってきました。
ROS1阻害剤はROS1融合遺伝子をもつタンパク質の働きを抑えることで、がん細胞が増殖しないようにするお薬です。