手術後の合併症は痰や手術創の痛みが中心

肺がんの手術後には、さまざまな合併症が起きる可能性があります。手術後の合併症は軽症から生命にかかわるものまで重症度はさまざまです。
とくに肺がんの手術後は肺活量が低下し、それによりうまく換気できなくなり、痰がたまり、酸素を十分に取り込めなくなったりします。また、背中側の肩甲骨の下の縁に沿って手術創ができます。この手術創を中心として肋骨に沿った痛みが出ることがあります。痛みによって痰をうまく出せず、肺炎になりやすくなります。

医師や看護師とともに痛みや痰をうまくコントロールすることが大事

手術後の合併症を軽くするためには、痛みと痰のコントロールが重要です。痛みを無理に我慢せず、医師や看護師に伝え、痛み止めの薬を増やすなどの処置をしてもらいましょう。
痰については、手術前に痰の出し方を指導してくれますので、この方法にしたがって痰を出しましょう。痛みや寝たままの状態でうまく痰が出せないときは、医師や看護師に伝え、気管支を広げる薬を吸入したり、痰を出しやすくする手伝いをしてもらいましょう。

痛みの症状イメージ