2021年末、乳がんが見つかり大学病院に転院し、詳しく検査したところ、肺がんもあるといわれました。全ての動きと音が止まりました。一緒に来てくれた夫の顔は見られませんでした。先生は、肺がんからやっていこう!と、とても力強くいってくださいましたが、帰りの車の中はとても重苦しいものでした。自宅までの約3時間、とても長かった...私は泣くまい!と決めました。泣いてがんが消える訳じゃない!なら泣くまい!!友人にもLineで連絡しましたが、重苦しい結果なので、私が連絡するまで返事はしないで。と、お願いしました。検査、検査の日々...怖くて、怖くて、たまりませんでした。そんな不安な心を救ってくれたのは同居している2人の孫でした。この子達と離れたくない!その一心でつらい検査をやる事が出来ました。幸い、転移がなく、2022年2月に左肺切除手術を受けました。経過は順調で傷の痛みも感じる事なく、退院に向かっています。また、友人にも連絡しました。元気な私の声に驚き、3カ月待っててよかったと。これからです。肺がんの治療、乳がんの治療はこれからです。不安で怖いです。でもまだ泣きません。ここまで持ちこたえてる心、砕きたくないです。でも人それぞれです。自分にあった心のあり方があると思います。私は夫に感謝し、息子夫婦に感謝し、大切な孫たちに日々感謝して、がんと向き合い、向かっていくつもりです。