私は市の健康診断で肺の影を指摘され要再検査となりました。
自覚症状も何もないので半年程放置しましたが、やはり気になったので肺ドックを受けたら、肺がんの疑いがあると指摘されました。
私が住んでいる地方には、手術ができる病院がなく、通院に数時間かかる都市部の病院に通わなくてはいけません。
がんと診断されてもすぐに手術ができるわけではなく、いろいろな検査をしてから手術となるので、何回かは通うことになりました。
手術時、がんの大きさは4.6ミリまで進行してしまいましたが、体に数カ所の穴を開けるだけで手術できる内視鏡手術だったため、翌日には歩行のリハビリも始まり、手術後3日で点滴や尿管などのチューブも全て外すことができました。
手術も麻酔から目覚めた時は既に終わっていて、何か夢の世界のようでした。
手術後の痛みも痛み止めのお薬をもらっていたので、それ程感じませんでした。
日々進歩している医療技術は素晴らしいです。
担当医の先生も「昔だったら胸を切開して、肋骨を切って手術していたんです」といっていました。
医学は進歩しています。