《図1》進行・再発非小細胞肺がん患者への組織採取や遺伝子検査に関する意識調査

《目的》肺がんの中でも個々の遺伝子の状態によって治療薬の選択が可能となりつつある非小細胞肺がんの患者さんが、適切な治療を決定する際に必須となる遺伝子検査をどのようにとらえ、何が受診の障害となっているかを明らかにすること

調査概要

[調査内容]
進行・再発非小細胞肺がん患者への組織採取や遺伝子検査に関する意識調査
[調査対象]
進行・再発非小細胞肺がんと診断された方(ステージlllB、ステージlV、再発あり)、1年以内に肺がんの治療を実施している方
[実施時期]
2016年11月9日〜2016年11月25日
[調査手法]
インターネット上のアンケートシステムを利用したウェブ調査
[有効回答数]
167名
[監修]
佐々木 治一郎 先生(北里大学医学部附属新世紀医療開発センター教授/北里大学病院集学的がん診療センター長)
[調査依頼元]
アストラゼネカ株式会社
[調査実施]
株式会社クリニカル・トライアル(がん情報サイト「オンコロ」)
[広報協力]
認定NPO法人キャンサーネットジャパン

《図2》調査結果概要[1]

肺がん確定診断時の気管支鏡検査または経皮的肺生検を受けた約8割がつらいと感じた。

確定診断時に気管支鏡検査または経皮的肺生検を実施した患者さんにおいて、77.3%の方が「つらかった」と感じ、19.7%の方は「つらくはなかった(鎮静剤の使用者含む)」と感じたと回答しました。

Q.確定診断時の検査のつらさについて、教えてください。

Q.確定診断時の検査のつらさについて、教えてください。

《図3》調査結果概要[2]

9割以上の進行・再発非小細胞肺がん患者さんが、遺伝子変異の種類によって効果の異なる薬剤がある場合、検査を受けたいと考えた。

アンケートに回答した全167名の進行・再発非小細胞肺がん患者のうち、157名(94.0%)の患者さんが「是非受けたい」または「受けてみたい」と回答しました。「わからない」は9名(5.4%)、「受けたいと思わない」は1名(0.6%)でした。また、確定診断時の検査のつらさの有無やEGFR遺伝子変異の有無による回答の差異はありませんでした。

Q.もし、あなたのがん細胞の遺伝子のタイプによって、効き目が違う薬剤があるとしたら、あなたはその薬剤を使うために、遺伝子のタイプを判明する検査を受けたいと思いますか?

Q.もし、あなたのがん細胞の遺伝子のタイプによって、効き目が違う薬剤があるとしたら、あなたはその薬剤を使うために、遺伝子のタイプを判明する検査を受けたいと思いますか?

検査がつらかった患者さんとつらくなかった患者さんの比較 EGFR 遺伝子変異陰性の患者さんと陽性患者さんの比較