治療に専念するためとはいえ、「戻りにくくなるのではないか」「このまま退職させられるのではないか」と休職に不安を感じる人もいます。安心して休職するにはどうしたらよいのでしょうか?

近藤明美先生

監修:近藤明美先生
近藤社会保険労務士事務所/特定社会保険労務士 キャリアコンサルタント。
(社)CSRプロジェクト(Cancer Survivors Recruiting)にも参画し、長年にわたって、がん経験者の就労相談に取り組んでいる。

治療に専念するために休職することになりそうです。あらかじめ休職前に知っておくべきことはありますか。

職場の休職制度について、きちんと確認しておきましょう。休職期間や満了時の対応、休職中の給与はどのくらい出るのか、社会保険や住民税はどうするのか、傷病手当金の申請はどうするべきかなど、案外見落としがあるかもしれません。通常は休職前に会社側から説明がありますが、もし何も言われなければ、必ず確認するようにし、書面でもらっておくと安心です。できれば休職か否かを決定する前に確認できるとよいでしょう。

就労中の悩み

休職してしまうと、なんとなく戻りにくくなるかも…。スムーズに復職するためにはどうしたらよいでしょうか。

上司や同僚、人事労務担当者など休職中の「会社とのパイプ役」を確保しておきましょう。休職中も、メールなどで定期的にコミュニケーションをとっておくと、職場の情報が得られるだけでなく、ご自身の状況も伝えることができます。そうすることでスムーズに職場に戻りやすくなり、何か予定変更などがあった場合でも早めに対処できるので、トラブルを未然に防ぐことができます。