手術や抗がん剤治療を乗り切る体づくりには、やはりしっかり食べることが欠かせません。心構えやコツなどを、がん専任栄養士として多くの患者さんと接してこられた川口美喜子先生に伺いました。

監修:川口美喜子先生

監修:川口美喜子先生
大妻女子大学・大妻女子短期大学部 家政学部 食物学科 教授。管理栄養士(医学博士)。著書に「がん専任栄養士が患者さんの声を聞いてつくった73の食事レシピ」(医学書院)。

食にまつわる基本心得 3か条

「治療の第一歩」ともいわれる「食べること」をしっかりと実践していくための心構えや準備について伺いました。肺がんの診断を受けたらすぐに、本人はもちろん家族にも知っておいていただきたい内容を、3か条にまとめています。

しっかり食べるための7つの工夫

肺がんになって食べられなくなる理由はさまざま。気分がふさいで飲み込みにくくなったり、治療の副作用などの影響で吐き気や味覚障害といった症状が出たり、また体力が衰えて食欲そのものが減退することもあります。そうした問題を解決して、しっかり食べるためには、調理上だけでなく、さまざまな工夫が役立ちます。そうした工夫の中から7つ、ご紹介します。

監修の川口先生からメッセージ

食べることによる「治療の第一歩」は告知の瞬間から始まります。しかし、何をどうやって食べていけばいいのか、悩むことも多いでしょう。そんなときはがんに関する知識があり、気持ちに寄り添える管理栄養士の専門知識がお役に立ちます。どうか、肺がん患者さんの「食べること」を支えたいと考える人がいることを知っていただき、ドアを見つけて叩いていただければと思います。

監修:川口美喜子先生

川口美喜子先生
大妻女子大学・大妻女子短期大学部 家政学部 食物学科 教授。管理栄養士(医学博士)。著書に「がん専任栄養士が患者さんの声を聞いてつくった73の食事レシピ」(医学書院)。