2度目の投稿です。先生より「肺がんの治療は終了です」という話がありましたので、再投稿します。
健康診断で肺に腫瘍が見つかり、下葉切除手術をおこないました。腫瘍の場所が下葉の端にあり、生検は手術後におこなうことになったので、手術後に生検の結果等を聞きました。主治医からは「小細胞肺がんです。今のところ転移はありませんが、悪質で転移が早いがんです。ステージはⅠA。」と淡々と説明を受けました。手術後の経過は順調で、数カ月後にはテニスもおこなえるようになりました。以降は定期的な経過観察のみで放射線や抗がん剤による治療はありませんでした。登山やクライミングも再開することができました。
手術から5年半経過した現在の状態を把握するために、MRI、PET-CT等を含めたがんドックを受けました。
結論として「がんの再発は無く、転移もありません。これでこの肺がんの治療は終了です。」と話がありました。安堵感と共にもう先生に診てもらえなくなるという、不安な気持ちも出てきて、不思議な感覚になりました。私はこれからも年1回はがんドックを受けるつもりです。
今回の出来事について、小細胞肺がんと宣告されてから完治に至るまで以下の事を考え実行してきました。
①仕事とお金について、会社経営をしているので業務フローの書面化・引継ぎをおこない、万が一に備えました。銀行借り入れもあったので、契約書等の再確認をおこないました。
②がん保険について、保険内容の再確認、カバーできる範囲を再認識しておきました。その他、銀行口座や各種ID等の整理をおこないました。なんと67件ありました。
③苦しくても色々な行動をとりました。悔やんでも仕方ないので、再発しないように食べ物、飲み物について気にかけ、趣味や運動を自分なりに考え、実行しています。
これらの事をおこなう事で、精神的な落ち込みなく過ごすことができました。