毎年受診している人間ドックで胸部X線検査を受けた結果、肺野結節影と診断されました。
翌月再検査に行き、CTを撮りましたが小さく判断がつかない状態で、3ヶ月毎のCTで様子をみておりました。
画像を見た先生に「少し大きくなっているのでPET-CTとMRI検査を受けるように」と言われました。その結果、手術をして病理検査ではっきりさせようということになり、胸腔鏡下手術をしました。
結果は悪性でしたが肺腺癌ステージ1Aで術後の治療は無く、経過観察中です。
自分は肺癌なのか?ともやもやした状態が半年程ありましたが、色々肺癌について調べたりしている内に、小さい段階で手術できるのはまだ良い方なのかもしれない、と思いました。私はこの年齢まで、入院も手術もしたことがなく、他に病気等も無く手術に臨むことができましたので、健康であることのありがたさや死期について色々考えさせられました。
今は、術後の肋間神経痛や創部のつっぱりがありますが、現状元気に生活できています。でも自分はステージ1であっても、毎日「自分は癌患者なのだ」と思うんですよね。まだ来ない未来について、悩まないようにしてきちんと検査をして前向きに頑張っていきたいです。