妻と定年退職・還暦祝いの観光旅行の途中(鎌倉大仏見学後)、通院中の医師から検査結果の電話がきて、がんの疑いがあるといわれました。
「まさか」と思いながら、帰宅後、紹介された病院でPET検査を受け、「非小細胞原発性肺腺がんⅡB期(ステージ2b)」と診断されました。その後、左肺1/2とリンパ節を切除し、経過観察となりました。定期検査のCT、PET検査でリンパ節・腸骨への転移が見つかり、「これががんで一筋縄ではいかない」と客観視する冷静な自分がいました。
抗がん剤治療をGW(平成時代)前に終えようとしています。妻と子どもの深い愛情と職場の同僚の理解と協力、友人の励ましで、副作用のつらさはありますが、次への希望を持つことができました。
すべてが人生の経験、運命と捉え、担当医師を信頼し、充実した日々を過ごしていこうと思います。