肺がんの転移について

肺には多くの血管やリンパ管が集まっているので、肺がんからほかの部位への転移、ほかの部位にできたがんから肺への転移、どちらも起きやすいといえます。特にリンパ節、脳、肝臓、副腎、骨が転移の好発部位です。このうち副腎に転移する頻度は、非小細胞肺がん患者さんの約20%といわれています。

他の転移については以下をご覧ください。

肺がんが副腎転移したときの症状

副腎は、血圧を調整するホルモンや、血液中の糖や脂肪分を調整するホルモンなど、いろいろなホルモンを作っている臓器です。副腎に腫瘍ができると、これらホルモンの量が増えたり、減ったりして、さまざまな症状が出ます。

副腎転移が起きてホルモンの量が増えすぎると、顔がまるくなる、血圧が上がる、お腹に脂肪がつくなどの症状が現れます。これをクッシング症候群と呼びます。逆に、ホルモンが少なくなると、悪心・嘔吐、腹痛、低血圧などが起こることがあります。

肺がんの副腎転移の検査および治療法(リンク)

転移をさがすための検査には、PET検査、CT検査などがあります。


転移が起こると、病期はIV期(ステージ4)となり、薬物治療が行われます。