市民公開講座-2024年11月開催(東京)
いきる「みかた」を見つける現地開催セミナー
~肺がんと疑われた方に知っておいてもらいたいこと~
※ 所属・情報については、座談会実施時の情報です。
と き : 2024年11月23日(土)
ところ : 筑波大学 東京キャンパス 119講義室
共 催 : 特定非営利活動法人肺がん患者の会ワンステップ/アストラゼネカ株式会社

2024年11月23日に、NPO法人肺がん患者の会ワンステップとアストラゼネカ株式会社の共催でおこなわれた市民公開講座「いきる『みかた』を見つける現地開催セミナー ~肺がんと疑われた方に知っておいてもらいたいこと~」が開催されました。
タイトルの「いきる『みかた』」には『味方』と『見方』、2つの意味が込められています。肺がんと疑われた方に知っておいてもらいたいことについて、がん診療に携わる医師や看護師にご講演いただきました。その内容の一部をご紹介します。
北里大学医学部附属新世紀医療開発センター 教授 佐々木 治一郎 先生
肺がんと告知されたとき、何も予備知識がないと、頭の中が真っ白になったり、今後どうなるのだろうと不安になったりします。この講演では、がんと診断されても慌てないために、肺がん診療に関する基本情報を解説します。また、がんと診断された後の生活における問題への向き合い方や意思決定の方法もご紹介します。
国立がん研究センター中央病院 緩和医療科 医長 石木 寛人 先生
緩和ケアというと、痛みの緩和や看取りというイメージがありますが、「患者さんの困ったことを一つでも解決するために一緒に考える」ことも緩和ケアの一部です。この講演では、がんの治療中や治療後に現れる倦怠感・だるさについての知識と対策を解説します。
3. 知ってもらいたい薬物療法における副作用と対処 (看護師目線から)
静岡県立静岡がんセンター認定看護師教育課程 がん看護専門看護師 麻生 咲子 先生
薬物療法は外来でおこなうことが多いため、患者さんがセルフケアをしながら治療を続けていくことが大切です。抗がん薬の種類によって出やすい副作用や対応が異なるため、抗がん薬それぞれの副作用の特徴とセルフケアを学び、安全・安楽に治療を続けていきましょう。
2024年11月23日市民公開講座当時の内容です。
2025年6月掲載